現役時代、MLBシーズン最多安打記録など数々の記録を打ち立てたイチロー選手。
現役を退いた今も、イチロー氏の年収は7億以上と言われています。
この記事では、イチロー氏の現在の年収、仕事についての情報をお伝えしていきます。
イチローの現在の年収は7億円以上!引退後も高額収入を得ている
イチロー氏は、現役を退いた今も年収は7億円以上あると言われています。
2021年には、マリナーズ内でも4番目の高給取りと話題になりました。
それでは、現在のイチロー氏の収入について詳しく解説していきます。
収入源1)マリナーズからの「後払い年俸」
イチロー氏は、マリナーズでの現役時代の年俸が高額だったことで、一部を59歳まで受けとる後払い契約を結んでいます。
その金額は、年間で約2億円。
そして、イチロー氏の現在の年齢は50歳(2024年4月時点)
大谷選手がドジャースからの年俸を後払いしたことで話題になりましたが、イチロー氏も後払い契約をしていたんですね。
そして、栗山監督の後、WBCの監督候補としてイチロー氏の名前があがりましたが、それもあり得なかったとのこと。
「ありえませんね。マリナーズから2億円近い年俸も今ももらっていることが大きな理由です。イチロー氏がWBCの監督を受けるはずがないと思っていました」
引用:https://jp.news.gree.net
ただ、イチロー氏がWBCの監督に就任したら、注目度は一気に高まるでしょうね。
収入源2)CM出演料の合計は約4億5000万円
銀座のユニクロに行ったら入口に等身大のイチローが居た。最近こんな仕事してるんすかイチローさん。 pic.twitter.com/ogA49U0UKW
— ハリケーンたか (@karate_fighter_) December 6, 2022
イチロー氏は、現在も日本企業のCMに出演してます。
現在、出演しているCMは下記の通り。
- ユニクロ
- セブン‐イレブン・ジャパン
- アサヒ(スーパードライ)
- ワコール『CW-X』
- SMBC日興証券
- 佐藤製薬(ユンケル)
そして、イチロー氏のCMのギャラは一本7500万円(引退後の2019年時点)
現在のCMの出演本数が6本なので、合計すると約4億5000万円になります。
マリナーズの後払い、CM出演料の合計金額は約6億5000万円。
そして、
- 現在のマリナーズでの仕事(年間5000〜8000万ほど)
- メディア出演料
- スポンサー収入
これらを含めると、現役を退いた今も年収の合計は7億円以上になると言われています。
イチローは現役時代、日本企業のスポンサー収入だけで7億ほどあった
イチロー氏は現役時代から、日本ブランドを指示してきたことで有名です。
アメリカの経済誌フォーブスによると、現役時代のスポンサーのほとんどは日本企業でした。
その金額は700万ドル、当時のレートで7億円ほど。
つまり、チームからの年俸とは別に、7億ほどの収入があったということですね。
イチローの現役時代のピーク年俸は18億5400万円
イチロー氏の現役時代のピーク年俸は、2008年のマリナーズ時代の1800万ドル(約18億5400万円)です。
そして、2012年にアメリカの経済誌フォーブスが、メジャーリーガーの年収トップ10を発表しました。
その時のイチロー氏の順位は4位。
この中の700万ドルが、スポンサー収入であると伝えました。
米経済誌フォーブスは4月9日号で大リーグの経済事情を特集し、年収上位10選手では、イチロー外野手(マリナーズ)が2450万ドル(約20億1000万円)で4位に入った。年俸のほかに約700万ドルのスポンサー収入があると伝えた。
引用:https://www.nikkansports.com
この金額から推測すると、イチロー氏の現役時代のピークの年収は、25億円ほどありそうですね。
ただ、後払い契約をしているので、この金額よりもらった金額は少なかったでしょう。
イチローの現在の仕事はマリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクター」
イチロー氏は、現在シアトル・マリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクター」です。
しかし、この名前だけ聞いても、どんな仕事をしているのかピンときませんよね?
- マリナーズの選手指導
- 傘下のAAAタコマ・レイニアーズでも指導
- 打撃コーチ補佐
- GMのサポート
このようなことを行っているようです。
— Rob Friedman (@PitchingNinja) February 29, 2024
50歳を超えた今でも、球速は138kmを記録し、スピードが上がったとイチロー氏本人が語っています。
出典:SMBC日興証券株式会社
高校野球の指導もされてますが、その際の映像を観ると、外野からの送球は、今でも超一級品ですよね。
将来的にはプロの監督として活躍も期待される?
イチロー氏が、日本のプロのチームで監督をする姿が見たいという人は多いでしょう。
一方で、イチロー氏がプロの監督をする可能性は低いという声も多いです。
その理由としては、
- マリナーズで「会長付特別補佐兼インストラクター」の契約がある
- 人の上に立つ役なんて無理だと本人が自覚している(人望がないと過去に発言)
- 日本よりアメリカの方が報酬面で上
- アメリカに家族も家もある
- 過去に国民栄誉賞を3度辞退している
これらを考慮すると、マリナーズの監督は可能性としてはあるかも知れませんが、現時点では可能性は低そうですね。
イチローのメジャーでの純資産は192億円
2021年、米デジタルラジオ局「ラジオ.com」が、最もリッチなMLBプレーヤートップ10を純資産順にランク付けしました。
そのランキングで、イチロー氏は3位にランクインし、1億8000万ドル(約192億円)でした。
ただ、この金額には、スポンサー、CMの出演料などの収入は含まれていません。
これらも全て含めると、300億近くあったかかもしれませんね。
それにしても、スゴイ金額です。
オリックス時代の総年俸20億円は全て使ったと公言
イチロー氏が、オリックスでもらった総年俸は約20億円です。
この金額にいついては、先日Youtubeに公開された「おしえて!イチロー先生!リターンズ」の中で、
このように語っています。
他にも、マリナーズからヤンキースにトレードで移籍した際、
- マシーンは家の中に最低5台置かないといけない
- そのスペースの家をニューヨークで探すのは大変
- 月々の家賃も、とんでもない金額だった
- 試合で最高のパフォーマンスを発揮するため、お金は惜しみなく使った
このように「自己投資」をしてきた経験を語られていました。
この言葉をイチロー氏が言うと、非常に説得力がありますね。
イチロー「20億円は自己投資に使いました」
— うんたまくん (@__u_____n___) April 18, 2024
水原氏「64億円は自己投資に使いました」
62歳からメジャーリーグの年金で毎年約3200万円もらえる
アメリカのメジャーリーグには年金制度があり、10年在籍すると満額の年21万ドル(約3200万円)が生涯に渡って受給されます。
イチロー氏は、メジャーに19年在籍しているので、満額を受給できる権利があります。
ちなみに、日本人選手で年金受給額が満額なのは、
- 野茂英雄
- 松井秀喜
- 大家友和
- ダルビッシュ有
イチロー氏を含めると合計5人。
このような手厚い制度もあると、メジャーに行きたい選手が増えるのも納得です。
最近では、大谷翔平選手の花巻東の後輩、佐々木麟太郎選手が、アメリカのスタンフォード大学に進学しました。
つまり、日本のプロ野球を経由することなく、メジャーに挑戦するということですね。
その道を切り開いたのは、野茂英雄さんとイチロー氏であることは間違いありません。
まとめ
以上、イチロー氏の現在の年収、仕事について解説してきました。
最後に簡単にまとめます。
- イチローの現在の年収は7億円以上
収入源1)マリナーズからの「後払い年俸」
収入源2)CM出演料の合計は約4億5000万円 - イチローの現役時代のピーク年俸は18億5400万円
- イチローの現在の仕事はマリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクター」
- イチローのメジャーでの純資産は192億円
- オリックス時代の総年俸20億円は全て使った
以上が、本記事の内容となります。